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ラーメン・試行錯誤の麺づくり

ラーメンシリーズ12

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  ラーメンの麺づくりを幾度となく行っていますが、味はとても良いのに茹でたときに麺が短く千切れる傾向にあります。どういう作り方をしたら千切れない麺になるのか、試行錯誤を繰り返しています。今回は伸しの行程を、こまめに行い無理な伸し方にならないように気をつけて作ってみます。

 小麦粉は岩手県産の「ゆきちから」を使います。 パン用に開発された国産の小麦粉ですが、ラーメンにも非常に向いていると思います。

  打ち水は、いつもは浄水器を通した水道水ですが、今回は「岩手県岩誦坊の湧水」を使います。稲庭岳から湧き出す弱アルカリ性の軟水です。

今回使用する小麦粉とかん水・水

<材料>

かん水 ゆきちから 岩誦坊の湧水

麺づくりに試行錯誤しているラーメンのできあがり

「ゆきちから小麦ラーメン」の完成

 

 

<<ラーメン・試行錯誤の麺づくり>> 準備( 約143g×4玉)
材料 <<麺>> (加水率44%)  
  小麦粉400g( 岩手県産「ゆきちから」強力粉) 水 160g
  手作りの海水塩 6g かん水35度 16g 打ち粉(片栗粉)
  <<スープ>>    
  野田村産の南部小麦でラーメンの時と同じです。
   
道具 初めてのラーメンのページを参考にしてください。

 

<<ラーメン・試行錯誤の麺づくり>>

手作り工房・食材編|さあ!作ろう

小麦粉の計量水とかん水の計量

1:計量

 小麦粉400gを先に計量します。次にかん水を計量し、水を加え 設定した加水率にします。最後に塩を加えます。

今回の加水率は44%です 。 最近は加水率を43%で通してきましたが、若干伸しやすくしようと考えました。

 塩も、いつもの1%からやや多めの1.5%です。かん水の比率をいつもより少なくしているので、塩を増やしておきます。

   
水回しの終わった状態

2:水回し

 水回しの終わった状態です。いつもよりも加水率が1%多いですが、しっとり 感がかなり違います。

荒捏ねが終わりました

3:荒捏ね

  荒捏ねの終わった状態です。まだ、白い星と呼ばれる部分が残っています。この後足踏みにはいります。

寝かせ、1回目

4:足踏み終了・寝かせ

 足踏み、たたみ、足踏みを三回繰り返します。しっとりとして伸びが良く、キレイにまとまりました。

このまま、30分寝かせます。

伸し1回目

5:のし始め

  のしは一度に伸すとグルテンがちぎれるので細かく分けて行います。1回目はこのぐらいにしておきます。

寝かせ二回目

6:寝かせ

  一気にのばすとグルテンが切れるので、途中で7〜8分ぐらいずつ寝かせます。

 
伸し二回目、少し大きくなりました。

7:のし二回目

  のしの二回目です。このぐらいの量(小麦粉400g)ですと一度に伸すと 幅は縦横とも3〜5cm以上は伸ばさないようにします。無理に伸ばすとグルテン のちぎれるが出てくるので注意が必要です。 

乾燥しないようにビニールに包んで寝かせます。

8:寝かせ三回目

  三回目の寝かせを行います。時間はやはり7〜8分です。

のしはまだまだ続きます。

9:のし四回目

  のしの四回目です。だいぶ大きくなってきました。手前ののし棒は30cmの小さい物です。

 

寝かせもまだまだ続きます。

最後の寝かせ

10: 寝かせ四回目、五回目

  時間はやはり7〜8分です。だんだん大きくなっていきます。

 五回目の寝かせの後さらに伸して、麺きりに入ります。

  
たたみが終わってこれから切ります。

11:麺切り

  のし終わった生地を4枚にたたんで切ります。包丁の感触は、捏ねているときや足踏みの時の弾力とほぼ一致します。

腰のない麺は切りやすく、弾力・腰のある麺は力がいります。 この麺はわりと切りやすい方です。しっとりとしています。

麺のできあがり。

12:切り終わり

  切り終わりました。このまま、半日寝かせて熟成させます。

ゆであがりました。

13:できあがり

  試行錯誤の「ゆきちから」ラーメンのできあがりです。麺の味を確かめればいいので今日は,、韓国のりとネギだけです。 いつもの醤油味です。

 

   

<感想>

  麺うちの段階では、無理に伸ばさずグルテンの伸び具合に任せて、少しずつこまめに伸ばしました。加水率をいつもより1%多くしたので、やや柔らかくしっとり感が増えています。

  塩も0.5%だけ多くしましたが、硬くなり過ぎずに伸びを良くすることを狙っています。さらに、茹でるお湯にうどんをまねて、食酢を大さじ一杯垂らしてみました。

 結果は残念ながらあまり違いを感じられませんでした。何が違うのか、捏ね方・かん水・原料である小麦粉の性質などによって違いがあるのでしょうが、いまだにつかめないでいます。

 いろいろな資料を見ても、なるほどと思うような答えは見つかりません。

 

 「ゆきちから」は間違いなく良い小麦粉ですが、始めの頃に戻って「カメリア」と薄力粉のブレンドも再度確認してみます。

 麺づくりは「生そば」だけでなく、どの麺も奥が深く難しいと感じます。あきらめてはいられません。納得のいく麺が出来るまでは…。

 
 
<<参考>>

小麦粉「ゆきちから」

 パン作りに向く国内産強力粉として開発され、おもに東北地方で栽培されています。 強力粉の部類にはいりますが、スーパーなどで売られている強力粉 よりは、ややタンパク質が少なく硬質という事です。

灰分

0.45%前後

粗タンパク

11.0%

用途

食パン、中華麺など

鶏ガラ

 

醤油

 岩手県産「純育ち鶏ガラ」を使用しました。岩手県の物を食べて岩手県で育てたと言う意味のようです。 それほど高価ではなく、一般の鶏ガラとさほど変わらない値段で売られています。

 

 三重県の福岡醤油店さんの、「はさめず・刺身用」を使いました。この醤油は10年以上前から使っているもので、我が家にはなくてはならない醤油です。

 塩分がやや薄く、塩辛さがきつくないので気に入っています。

海水塩

 

かん水

 海水を汲んできて作った、我が家特製の塩です。にがり成分を除く工夫をして作りました。

 

 かん水 は粉末かん水もあるそうですが、必要な量を量りやすい液体かん水を使用しています。

 
 

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