<<かん水半分とイオン水のラーメン>>
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1:かん水とイオン水の計量
やはり、ラーメンづくりはかん水がなければならない
のか、イオン水だけで作ったラーメンの結果から、かん水を通常の半分だけ入れて改善できるか。
かん水、アルカリイオン水、塩を計量します。加水率は43%です。塩はラーメンとしては1〜2%使うのですが、今回は多い側の2%にします。
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2:小麦粉の計量
小麦粉を計量します。強力粉と薄力粉を使います。比率は4:1で強力粉が多めの配合です。
3:水回しと荒捏ね
強力粉、薄力粉をよく混ぜてから打ち水を入れて水回しと荒捏ねをします。
水回しの時の色は通常のかん水の量の時に比べて、やや黄色みが少ないです。捏ねる感触では通常と変わらない硬さを感じます。
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4:本捏ねと寝かせ
イオン水だけの時は、足で踏まなくても大丈夫なくらい捏ねやすかったのですが、今回はやはり足でないと無理なようでした。捏ねた後は数時間寝かせました。
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5:のし
これからのしを始めます。表面の白い部分は片栗粉が少し付いているからです。寝かせた後はしっとりとした良い状態です。
のしは、のし棒に巻き付いてくるような弾力があります。伸びはそれほど良くなく時間がかかります。
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6:切り出し
切るときの感触は、通常のラーメンよりは楽です。切りやすさはだいぶ違いがあります。強力粉が多いのですが、やはりかん水の量
が少ないことも影響しているようです。
7:かん水半分のラーメン出来ました
かん水半分とアルカリイオン水のラーメンができあがりました。包丁の腕のせいでしょうか。切りやすいときは、わりと細めに切れます。
いつものようにスープが良く絡む縮れ麺にします。食事の時間まで熟成させます。 |
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8:完成です
やはりやや太麺なのでゆで時間は2分半ぐらいを目安にしました。
いまが旬の山菜と一緒にいただきます。 |
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<試食> |
茹で上がりの見た目は、やや黄色みが少ないラーメンです。
食べてみた感じでは、のどごしはありますが、麺の腰はやはり通常のかん水入りとは違います。
アルカリイオン水だけのラーメンよりはマシですが、中途半端な感じは残ります。
「延ばしやすく、こしのあるラーメンを作る。」ことを目的にした「かん水半分とアルカリイオン水のラーメン」は、成功とは言い難い感じです。 |
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