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海水から天然塩づくり

塩シリーズ1

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 塩は料理にとって無くてはならない調味料です。スーパー、食品店でもいろいろな塩を売っています。産地や製法の違った塩を見かけます。 買ってくるのもいいですが、「おいしい塩自然塩」を自分で作ってみたいと常々思っていた ので 「海水から塩」を作ってみました。

 夏休みの自由研究や理科の実験などで塩を作ったり、塩の結晶を作ったことがある方もあると思いますが、実際に使える塩は出来るでしょうか。こちらのページもどうぞ。

おいしい塩

 岩塩

 おいしい調味料

 自由研究で塩作り

 理科の実験

  

海水の塩分量   にがり・利用方法

 10リットルの海水で約300gの塩が採れました。

 海水の塩分濃度は2.5%と聞いたことがあります。少し多いように見えますが、完全に水分が抜けていない物と考えればそれほどの違いではないようです。

 海水でも、採取場所によって塩分濃度が違うのでしょうか。3.4%と言う記述もあります。

 

 副産物として採れた「にがり」は冷蔵庫に保管し、あとで豆腐づくりに使うこ

とにします。 

使う量は目分量

副産物のにがりです

でおこなって、写真の量で約3kgの大豆分になりました。

 

できあがった塩の味   その他

 できあがった塩をなめてみました。塩味はもちろんありますが、少し甘みを感じます。にがり成分を抜いているせいか、苦みが少ないようです。これから、家のメインの塩になるでしょう。無くならないうちにまた作ることになるかな?

 おいしい塩で、塩分少なめの料理が出来ますよ。

 

 海水を煮出した鍋には、だいぶ海水成分がこびり付きます。使った後は、ていねいに洗ってください。

 あらかじめ汚れの落としやすい鍋を使うのがいいと思います。今回はステンレスの鍋を使いました。

 試してみたい方のために、出来るだけ気がついた事柄やコツを加えるようにしました。

海水が手に入れば、後は何も難しいことはありません。

 道具は、ほとんどがどこの家庭にもあるものですので是非作ってみてください。

 

海水から天然塩づくり・完成 →

海水から天然塩づくり

 

 

<<海水から天然塩づくり>> 準備(今回の場合)
材料 海水約10リットル  
道具 ロープの付いたバケツ ポリタンク(10リットル) 着替え・タオル
  ペーパータオル 木べら レンジに使えるお皿
  トレイ 保存用の密封瓶 ペットボトル
  大鍋(10リットル以上または合計で10リットル入る)
  コーヒー用のペーパーフィルター(大きい物が使いやすい)

 

<<海水から天然塩づくり>> 

手作り工房・食材編|さあ!作ろう

海水を汲んできた

1:海水を汲んでくる

 おいしい塩を作るためには、やはりきれいな場所で海水を採取するのが肝心です。

 今回は、岩手県まで行ってきました。(ここは青森県の八戸市)市内でも種差海岸とか自然が保護されきれいな場所もありますが、川からの流入のないところを選びました。

注意: きれいな海水を汲もうとすると、どうしても危険が伴います。海水の採取はしぶきを被ったり、足下をすくわれたりする危険がありますので、十分注意してください。また、ひとりでは出かけず二人以上で行くことをお勧めします。

 特に、子供だけで行くことは絶対にしないでください。

海水を煮詰めます

2:ペーパーフィルターで濾過する

 汲んできた海水を、コーヒー用のペーパーフィルターで濾過し、ゴミ汚れなどを取り除きます。

 10リットルぐらいですと、途中でペーパーフィルターの通りが悪くなるときがあります。その時はペーパーフィルターを取り替えながらやる方がはかどります。これを2回繰り返します。

 濾過し終わったら、鍋に入れ火に掛けます。我が家では薪ストーブで煮ることにしました。もちろんガスでもかまいませんが、火力に注意してください。

  
色が変わってきました

3:水が減ってきました

 グツグツと煮えない程度にゆっくりと煮出しました。

透明だった海水が白く濁って徐々に結晶が見えてきました。

 海水の量が半分ぐらいになっています。

塩が見えてきました

4:結晶が見えてきました

 塩の結晶がハッキリしてきました。

水分がすっかりなくなるまでは煮出しませんので、この辺から慎重に様子を見ながら強くなりすぎないように、火加減を調整します。

 火が強すぎるとはじけ飛びますので、やけどにも注意します。

そろそろできあがります

5:続・火にかけて、煮ます

 水分が5分の1ぐらいになってきました。火を止める頃合いが近づきました。

煮だし終了です

6:煮だし終了

 始めの海水の量から約10分の1になったら火を止めます。

塩になりました

7:取り上げ

 固まった塩の結晶を木べらでよせて、トレイにペーパータオルを敷いて採り上げます。

にがりを取る様子

8:にがりの分離

 採りきれない水分の多い部分は、ペーパーフィルターで濾します。下に残った液体の部分が「にがり」になります。

  
塩をさらに乾燥させます

9:乾燥

 トレイを傾け、出来るだけ水分を切ります。

数時間経ったら、塩を別なペーパータオルにうすく広げるように移し替えて、電子レンジで温めます。

一度にあまり多く入れないで、何回かに分ける方がやりやすくなります。

 レンジはあまり強くしないで、ゆっくり温めます。

一度に入れる量にもよりますが、中火力で2〜3分ぐらいしたら取り出し、水分が飛ぶのを待ちます。これをさらっとした感じになるまで繰り返します。

完成した塩を空き瓶に詰めました

10:できあがり

 乾燥が終わり、瓶に詰めてできあがりました。

約10リットルの海水から、出来た量

       大粒 164.5g
       小粒 132.0g
合計    合計 296.5g

 特別分けたのではありませんが、テレビで結晶が大きいとまろやかだと言っていたことがあるのでそのままにしてあります。舐めてみた感じでは、あまり違わないと思います。

副産物のにがりです

11:にがりを瓶に詰めて終了

 塩を取り上げたときに最後に残った液体です。舐めてみるとかなり塩辛いです。塩分がまだ残っているためです。

冷めてくると底の方に塩の結晶が少し見えてきます。

 にがりとして使うときは、底の部分を残します。

また、時間が経てばまろやかさが出てきてるような気がしています。

 

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