東北ふるさと散策・ 壁紙美術館

ふろむアクセスドットジェーピーのトップへ

   

    

 

二戸市浄法寺町

cm

 
 
 
 
 

 

  二戸市浄法寺町は、瀬戸内寂聴さんが住職(現在は名誉住職)をしておられた「天台寺」があるところです。

 古くから良質の国産漆(うるし)の産地として有名で、 日光東照宮や金閣寺などの修復にも使用されています。輸入漆(うるし)が95%を占める中でこの漆(うるし)は 国産の「最高級漆(うるし)」で、輸入品にない耐久性を持ち、西洋では「ジャパン」と言われるまさに日本を代表する天然塗料です。

 心優しいこの町の人たちは、稲庭岳・七時雨山などに寄り添い、自然の恵みと恩恵を肌で感じながら生活しています。

  

<岩誦坊>

霊峰稲庭岳の原生林を源にし、懇々と湧き出す「岩誦坊」の水。

昔、あるお坊さんが金鉱を掘り当てようと掘り進んでいたところ、ようやく金鉱らしき物に突き当たりました。ところが、その時多量の湧き水が吹き出しそれ以上掘り進めなくなりました。そこで、仕方なく掘るのをやめ、石を積み重ねて人目から遠ざけました。その時から、石積みの間から流れ出る湧き水を人々は「岩誦坊」と呼ぶようになりました。

 

<水質>

わき出る水は、年間を通して水温5〜7℃。

水質成分(ナトリウム3.76mg、カルシウム11mg、マグネシウム2.60mg/100ml)

PH7.7 軟水

(岩誦坊クラブ設置の現地案内板より)

清冽な水の湧く岩誦坊

<たんかく牛>

 その昔,旧南部藩時代に沿岸と内陸を結ぶ”塩の道”の物資輸送に使われていたのが南部牛。

 「田舎なれども南部の国は,西も東も金の山」−民謡・南部牛追唄に歌われるのはこの南部牛のことです。日本短角種はこの伝統ある南部牛に明治以降輸入されたショートホーン種を交配,品質改良を重ねた末に誕生し,1957(昭和32)年には日本固有の肉専用種として認定されました。

のんびりと休む短角牛

 黒毛和種の毛色が真っ黒なのに対し,日本短角種は赤茶色。おなじみ「赤べこ」の愛称で親しまれてきました。主に岩手や青森・秋田・北海道などで飼育されています。(※1

  

<観光スポット・行事> <アクセス>

天台寺。天台寺法話会。

稲庭岳、岩誦坊(がんしょうぼう)

天台の湯

浄法寺漆 滴生舎

瀬戸内寂聴記念館

車: 高速東北道〜高速八戸道〜浄法寺インター

車: 国道4号線〜二戸市から県道6号線〜浄法寺

車: 国道282号線〜八幡平市安代から県道6号線〜浄法寺

  

<フォトギャラリー>

写真をクリックすると、大型サイズの写真 ページに移動します。戻るときは、ブラウザの「戻る」ボタンをご利用下さい。

写真をクリックすると、大型サイズの写真 ページに移動します。戻るときは、ブラウザの「戻る」ボタンをご利用下さい。

 

※1 盛岡市「短角牛振興事業」ページから引用させていただきました。

 

 

    


このページはリンクフリーです。お知らせくだされば相互リンクいたします。 こちらから

   

リンク先は東北ふるさと壁紙美術館にお願いします。


    

since 2010.07.06 copyright. from-a.jp all right reserved