<<手順を短縮して豆腐作り>>
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1:大豆の用意
大豆を良く洗って、5リットルぐらいの水に半日程度浸しておきます。指でつぶしてみて、芯の硬さがなくなったら大丈夫です。
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2:絞り箱の準備
通常はすりつぶした後、火にかけて煮てそれから絞ります。この間に冷めてしまうことがあり、にがりを入れるためにまた加熱していました。これを1回で済ませられないか、やってみます。 |
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3:大豆をすりつぶす
柔らかくなった大豆をミキサーですりつぶします。一度に多く入れすぎない方がきれいに出来ます。
大豆の水分だけでは不足ですので、水を加えながら滑らかに回るように調整します。
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4:念入りにすりつぶす
滑らかにかき混ぜれないようだったら、さらに水を加えます。写真のよう
にならなかったらもっと水を加えます。
すりつぶしたら準備しておいた木箱に入れます。
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5:絞る
全部すりおわったら布をたたんで包みます。その上からフタをして重しを載せます。
※1回目の予想外:これで順調に絞れるはずだったんですが、なかなか思うようにいきませんでした。生のままなので、意外と粘性が高く絞りきれませんでした。重りだけでは足りないので、このあとてこを使ってしっかり圧力をかけて絞りました。
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6:火にかけて、煮ます
急がず中火ぐらいでやることをお勧めします。
この行程で、鍋底に焦げ付くことが多いのですが、「おから」を先に絞ってあるので今回はあまり焦げ付かない予定です。 |
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7:続・火にかけて、煮ます
温度が上がってきますと、吹きこぼれやすいので必ず差し水を用意しておいた方がいいでしょう。
沸騰したら、10〜15分ぐらいこの状態を維持します。
上の黄色い膜がゆばです。食べてみてください、もちろんおいしいです。 |
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※2回目の予想外:「おから」を絞ってあるので焦げ付かないはずでした。しかし、底を見るとこの通り焦げてしまいました。焦げないと思い、火をやや強めにしていたせいもあるかも知れませんが結局焦げてしまいました。 |
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8:「にがり」の投入
豆乳の温度をはかります。70〜80℃ぐらいあれば大丈夫です。熱かったら、適温に下がるのを待ちます。
にがりは必要な量をあらかじめカップなどに用意しておいて、あまり時間を掛けないように |
入れて全体にかき混ぜます。かき混ぜたら、そのまま10〜15分置きます。固まってくると、豆腐の固形分と黄色っぽい水にわかれてくるのが判ります。 |
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9:豆腐の整形
固まった豆腐を、木箱に木綿の布を敷きお玉などですくっていれます。入れ終わったら布の端をたたんで包み込み、重しを載せます。
重しは軽くて良いのですが、今回は少し重めの重しにしました。ゆっくり水が抜けて行きます。この状態で10分ぐらい置きます。
下へ溜まった水も捨てないでおきます。
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10:取り出し
固まった豆腐を取り出し、水に浸します。
すぐ食べられますが、水を換えたりしながら数時間置くとおいしいように思います。
※ペットボトルに詰めてあるのは、絞ったときに出た水です。
整形の時の水・利用方法→
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11:器に盛り、試食
次は塩を少し振ってみる。(自家製の塩があったので)お好みによって醤油でも。
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※自分評価
Aランク:本当においしい豆腐は、何もいらない。
Bランク:物足りなかったら、塩を振る。
Cランク:それでもだめなら、醤油で食べる。
今回は、塩と醤油でおいしい豆腐でした。 |
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<<まとめ>>
結果はねらい通りには行きませんでした。すりつぶした後そのまま絞ると、火を通したときよりも粘性が高く絞りにくくなりました。また、焦げ付きがなくなると思った点も、豆腐となるべき固形分が焦げるようで全く焦げないわけでありませんでした。
味はと言うと、通常の作り方に比べても何にも変わらないおいしさでした。味に一番影響するのは、なんと言っても大豆の品質(品種)のようです。これにめげないで、また作り続けます。もっとうまい豆腐を目指して…。 |
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