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小袖海岸の海水で塩づくり

塩シリーズ3

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 今回は、NHK朝のドラマ「あまちゃん」で話題になっている「北限の海女 」で知られる岩手県久慈市の「小袖海岸」で汲んできました。

 おいしい塩を作るためには、やはりきれいな場所で海水を採取するのが肝心です。

北限の海女で有名な、岩手県久慈市小袖海岸

岩手県久慈市の「小袖海岸」

  前回、海水を汲んでの塩づくりスーパーの塩を作り替える事をやってみました。その後もう一度海水での塩づくりをしてみましたが、海水を汲む場所によって味が違いました。二度作っただけなので、 今度は本当に違うのか試してみます。 

 夏休みの自由研究などで塩を作る子供たちも、海水を汲む場所で味が変わるのか試してみれば良い自由研究になりますよ。

 にがりも出来ますので、豆腐づくりをはじめいろいろな利用が出来ます。海水が手に入れば、後は何も難しいことはありません 。このページをごらんになった方も是非作ってみてください。

完成→

小袖海岸の塩出来ました おいしい塩
岩塩
おいしい調味料
自由研究で塩作り
理科の実験

  

海水の塩分量と採れた塩の量   にがり・利用方法

 17リットルの海水で約420gの塩が採れました。海水の塩分濃度は2.5%と聞いたことがありますが 、ほぼその通りになっているようです。

 前回はもっと採れたので思ったより少なく感じました。。採取場所によって塩分濃度の違いがかなりあるようです。

 

 副産物として採れた「にがり」は約600ccになりました。冷蔵庫に保管し、あとで豆腐づくりに使うことにします。

 使う量は目分量でおこなっていますが、 今回の濃度で大豆1kgに約40〜50ccを使用しますのでこの量で大豆約12kg分になります。

できあがった塩の味   その他

 できあがった塩をなめてみました。 できたては「結構塩辛いな。」と感じましたが、時間が経つにつれてまろやかな感じが出てきました。いろいろな料理に合う、良い塩が出来ました。

 

 海水を煮出した鍋には、だいぶ海水成分がこびり付きます。使った後は、ていねいに洗ってください。

 汚れの落としやすい鍋を使うのがいいと思います。今回はステンレスの鍋を使いました。

 

<<小袖海岸の海水で塩づくり>> 準備(今回の場合)
材料 海水約1 7リットル  
道具 ロープの付いたバケツ ポリタンク( 20リットル) 着替え・タオル
  ペーパータオル 木べら レンジに使えるお皿
  トレイ 保存用の密封瓶 ペットボトル
  大鍋( できれば20リットルぐらい入る。10リットルぐらいでも可。)
  コーヒー用のペーパーフィルター(大きい物が使いやすい)

 

<<小袖海岸の海水で塩づくり>> 

手作り工房・食材編|さあ!作ろう

三陸海岸の北に位置する小袖海岸

1:海水を汲んでくる

 きれいな塩を作るためには、やはりきれいな場所で海水を採取するのが肝心です。

 「小袖海岸 」は気に入った場所が無く探して歩いているうちにたどり着いた場所です。ポイントは自然が保護されきれいな場所で、川からの流入のないところを選びました。

注意 きれいな海水を汲もうとすると、どうしても危険が伴います。海水の採取はしぶきを被ったり、足下をすくわれたりする危険がありますので、十分注意してください。また、ひとりでは出かけず二人以上で行くことをお勧めします。

注意:海水から天然塩作りのページにも書きましたが子供だけで行くことは絶対にしないでください。

ペーパーフィルターでゴミを取り除きます。

2:ペーパーフィルターで濾過する

 汲んできた海水を、コーヒー用のペーパーフィルターで濾過し、ゴミ汚れなどを取り除きます。

 前回は途中でペーパーフィルターの通りが悪くなり2度ペーパーフィルターを取り替え ましたが、今回は水の量が多いにもかかわらず交換の必要がありませんでした。

 場所の違いか季節の違いか判りませんが、きれいな水です。

 
これから火にかけて、水分を飛ばします。

3:火にかけ煮出しを始めます

  火にかけ煮出しを始めます。始めは火力が強くても大丈夫です。沸騰する直前までこの状態にします。

 今回は約17リットルの海水を使いますので、20リットルぐらい入る鍋があれば良いのですが、なければ5〜10リットルの鍋で蒸発してからまた海水を足すようにしても大丈夫です。

だいぶ水分が抜けてきました。

4:水が減ってきました

 沸騰しかけたらグツグツと煮えない程度にゆっくりと煮出します。 あまり強いと蒸気と共に塩分が周りに飛ぶようになります。

沸騰しています。ドロッとしてきました。

5:減ってきました

 サラッとした海水が だんだんドロッとした感じに変わってきます。海水の量が徐々に減ってきます。

塩が見えてきました。

6:続・火にかけて、煮ます

 塩の結晶がハッキリしてきました。

水分がすっかりなくなるまでは煮出しませんので、この辺から慎重に様子を見ながら強くなりすぎないように、火加減を調整します。 火が強すぎると「はねて危険」ですので注意してください。

火を止める頃合いが近づきました。 全体の量が十分の一ぐらいになったとき、塩の結晶をすくい上げます。

塩・取り上げました。

7:取り上げ

 固まった塩の結晶を木べらでよせて、トレイに布を敷いて採り上げました。

 採りきれない水分の多い部分は、ペーパーフィルターで濾します。下に残った液体の部分が「にがり」になります。

 
乾燥前の塩

8:乾燥-1

  水切りをした塩を、別な鍋に入れて弱火にかけます。木べら等でかき混ぜながら水分を抜きます。

 鍋から取り上げたのが右の写真です。まだ湿り気があります。

電子レンジで根気よく乾燥します。

9:乾燥-2

 少し冷めてから、電子レンジで温めます。

レンジはあまり強くしないで、ゆっくり温めます。一度に入れる量にもよりますが、中火力で2〜3分ぐらいしたら取り出し、水分が飛ぶのを待ちます。

これをさらっとした感じになるまで繰り返します。

乾燥が終わりました。

10:できあがり

 充分乾燥させ、サラッと感が出てきたら出来上がりです。

大きい固まりを砕いて使いやすい粒度にします。

11:粒度をそろえる

 乾燥が終わったら、写真のような方法で濾してお好きな粒度にそろえます。

小袖海岸の海水で作った塩・完成

11:完成した塩とにがり

 乾燥が終わり、瓶に詰めてできあがりました。

今回使用した海水は約17リットル。

出来た塩の量は約 420gでした。

 「7:」の行程で、塩を取り上げたときに最後に残った液体がにがりになります。舐めてみるとかなり塩辛いです。塩分がまだ残っているためです。冷めてくると底の方に塩の結晶が少し見えて

きます。にがりとして使うときは、底の部分を 出来るだけ混ぜないようにします。

 

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