ダッチオーブンは前々から興味がありましたが、どんな料理をしたいかと言えば、「何も考えていません」でした。たまたま入ったホームセンターで展示処分品を見て思わず購入してしまいました。

　使い方も解らないまま持って帰り、しばらくそのまま置くことに…。

＜＜　シーズニング　＞＞

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブン30cm M-8616

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブンセット25cm M-5528

　ダッジオーブン一覧

　薪ストーブを使う頃になって（ホームセンターで売られている何の変哲もない安物ですが）やっと取りだし、さて、どうすれば良いのかな。と言う次第です。

　メーカーのサイトで確かめたら「シーズニング」という作業が必要らしい（ほんとに何も知らないで）。自己流ですが、次のような手順でシーズニングしました。

＜手順通り作業開始＞…のんびりと…

　→さび止め油を落とす

１・始めに、洗剤とタワシを使ってしっかり洗い、水分を拭き取って火に掛けます。

２・熱くなるにしたがってさび止め油の（機械油みたいな）臭いがしてきました。全体が熱くなるように蓋にも薪が燃えた後の炭をのせて、1時間ほど熱しました。

３・ゆっくり時間を掛けて冷ましてから、また洗剤で洗います。最初と同じようにして再度火に掛けます。

　→食用油でさび止め処理

４・冷めてからキッチンペーパーにオリーブオイルをしみ込ませ、ダッチオーブンを叩くようにして塗っていきます。始めのせいか、思ったよりも多めに油を使うような感じがしました。塗り残しの内容に丁寧に塗ります。

＜2日目＞…次の日ではありません…

　→さび止め処理…続き

５・オリーブオイルを塗っておいたダッチオーブンを火に掛けます。この日は始めの時の半分ぐらいの時間でやめました。火傷しないぐらいまで充分冷ましてから、再度オリーブオイルを塗ります。

　→鉄臭さ取り

６・オリーブオイルを塗り終わったら、また火に掛けます。やや熱くなったところで野菜くず（今回はセロリ、長ネギなど）を入れて炒めました。

７ ・さわれる程度に冷めたところで中の野菜くずを取りだし捨てます。この作業を繰り返すように解説している記事が多いようですが、前の行程を丁寧にやっていたので鉄臭さは消えています。一回で終わりにしました。

とりあえず、シーズニング終了→

＜＜初めてのダッチオーブン＞＞

１：まず焼き芋を試してみます

　シーズニングは終わったのですが、　 始めから凝った料理というのでは失敗するかも知れないので、単純な「やきいも」を試してみました。

　買い置きしてあったサツマイモとジャガイモを入れて、ストーブにかけます。

２：火にかけます

　 ストーブにかけたら、ストーブの中から燃えて煙のでなくなった炭火状態の巻を取り出して蓋の上に載せます。これを時々繰り返します。

　 良い臭いがしてきたら、蓋を取って箸や竹串などで中まで火がとおっているか確かめます。

　表面の皮の乾き具合でも十分わかりますが、確かめれば間違いないでしょう。

３：焼き芋のできあがり

　できあがりました。単純ですが、初めてですので十分に楽しめました。

　もちろん、おいしくいただきました。

４：鶏肉料理

　 ややコツがわかり始めてきたつもり（？）で、次は鶏肉料理に挑戦します。

　ダッジオーブンに鶏肉とスパイス類を入れて、味付けします。あとは、ストーブにかけて「焼き芋」の時と同じように繰り返します。

５：出来上がり

　 ダッジオーブンは熱くなっていますので調理は早いです。

あっという間にできあがりました。

　 ダッジオーブンが熱くなるまでは、少々時間がかかりますがそこからは次々と調理できるので、ダッジオーブンの汚れがひどくならないような料理の順番を考えれば、最高に楽しめます。

７： 二品完成　いただきます。

　 そんなに品質の良いわけでもない普通のサツマイモとジャガイモでしたが、味は最高。サツマイモは特に甘さが抜群で焼き芋屋さんの物よりおいしいくらいです。ジャガイモもおいしいです。

　鶏肉料理も言うことなし、調理時間も早くできるし初めてにしては充分満足できました。

　ダッジオーブン一覧