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蕎麦(そば)は奥が深い!!

きそばシリーズ1

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 蕎麦打ち は、15年ぐらい前から始めました。始めの頃は、 一年に一回大晦日に年越しそばを打つだけでした。最近になって段々面白くなってきたのでときどき作ります。 家族からは「スプーンでないと食べられない」と言われるので、もっとマシな麺を打たないと…。奥が深いそば打ちの道ですが、後には引けませんから。

<そば粉の種類について>

一番粉:皮を取り除いて、軽く粗挽きし最初に出た粉。

二番粉:一番粉を取った残りを挽いてふるった物。

三番粉:二番粉を取り除いた後をさらに挽いた物。

更科粉:高純度なデンプン質の真っ白な粉。

四番粉:製粉の最後に出る粉。

 さらに製粉方法によって、石臼挽きとロール挽きがあります。 詳しくはこちら→

きそばの完成です。

八幡平産そば粉の

二八そば完成

蕎麦打ち   蕎麦包丁   蕎麦打ちセット   そば粉お取り寄せ

  

<蕎麦打ちは、水にもこだわりたい>

我が家では名水として有名な「岩誦坊」の湧き水を汲んできます。でも、いつもというわけにはいきません。

 普段は浄水器を通した水を使います。水道水であってもカルキ抜きをすることで、蕎麦の味はまるで変わります。

 

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<<蕎麦(そば)は奥が深い!!>> 準備 ( 二八そば 約135g×8玉)

材料 <<麺>>    
  そば粉( 岩手県八幡平産)600g 小麦強力粉150g
  打ち粉 (さらしな粉) お湯(熱湯) 150g 水 200g
  <<スープ>>    
  鶏ガラ 昆布 にんじん
  手作りの海水塩  
  醤油 (三重県・福岡醤油店の「はさめず」)  
       
道具 麺づくりの分 (スープの道具はどこの家にもあると思うので、省略します。)
  計量用のボール2個 キッチンはかり こね鉢
  打ち板 のし棒 まな板
  そば切り包丁 駒板 など  
  ※ない道具は家庭にある物で代用してください。

 

<<蕎麦(そば)は奥が深い!!>>

 手作り工房・食材編|さあ!作ろう

そば粉は岩手県八幡平産

1:そば粉を選ぶ

  そば粉は各地の産直などでいろいろな物が出回っています。それぞれの地元産や輸入品もあります。産直だからと言って必ずしも地元産だとは限りません。輸入品が堂々と並んでいたりしますので、よく見て購入した方が良いです。

 今回は、ドライブ先で見つけた岩手県八幡平産のそば粉を使います。

 

2:打ち粉

  打ち粉は、青森県十和田産の打ち粉です。別にこだわった物というわけではなく、たまたま手元にあった物です。更科粉を使ってももちろん良いと思います。

打ち粉は青森県十和田産
 
そば粉と麦粉を計量します。

3:粉の計量

 そば粉600g、強力粉150gを量り、よく混ぜます。

いぜん中力粉を使ったことがあるのですが(教材としている名人の本は、中力粉でした。)、ある方の発言がヒントになって強力粉を試してみることにしました。ベテランの方や知識のある方には常識なのかも知れませんし、もっと良い方法があるかも知れません 。素人にとっては、そんなことにとらわれず、試してみて味を比べるのも楽しいものです。

 

4:水回し・こねる

 打ち水 は熱湯を約150g使い、始めにこれを混ぜます。全体に行き渡るようになったら、水を加えます。今回は、そば粉がやや乾いているように見えたので、加水率はお湯を含めて46%にしました。

 こね始めは粘りが感じられなくて、「大丈夫かな?」と思いましたが、段々粘りが出てまずまずの状態になりました。

 

5:のし

 全体の厚さと形をバランスよくキレイになるように伸ばします。この辺の行程から、特に不得意の作業になります。

 

6:のしを続ける

 広がってきたので、のし棒に巻いてさらに伸します。 のし棒は力加減が難しく、押しすぎると開いたときに変なふくらみが出来たりします。

水回しが終わり、こね始めました。
伸しの中間です。
さらに薄くのばします。

  

厚さの違いを調整しながら、整えます。

7:さらに伸し

 厚さのムラがないように確かめながら伸します。腕がまだまだなので形が思うようになりません。この段階で、出来るだけ四角になるように努力しています。

形は悪いですが、厚さはソロソロ良い頃です。

8:そろそろ良い薄さに

 ここで出来るだけ薄くしないと切るときに苦労しますので、しっかりと伸ばします。 厚さのムラもチェックしながら均一になるようにします。

 包丁(切る)があまりうまくないので、ここの作業は重要です。 もう端の形の悪さは気にしていられません。厚みを均一にすることが優先です。

2枚にたたみました。

9:伸し終了 ・たたみ

 まずまずの大きさに伸ばせました。のばした形はいびつであまりキレイではありません。最後までこの形が影響しますが、今後の課題です。

 2枚にたたみました。

4枚にたたみます。

10:4枚にたたみます

 正しい作業手順としては違っているかも知れませんが、フィーリングで行っている部分もかなりありますので勘弁してください。 同じ方向にたたんで4枚にします。

    
8枚にたたみ、切りやすい幅になりました。

11:8枚にたたみます 

 包丁の大きさもありますので、8枚にたたみました。方向は全部同一方向です。

 ある本には12枚にたたんで解説されていましたが、包丁の腕の関係でこれぐらいが限度です。厚くなると、上の麺と下の麺で切り幅が違うことがあります。これも課題です。

慎重に切ります。

12: 切り始め

 たたんだ蕎麦が、まな板に対して長すぎるので2等分して切り始めます。

切りの続きです。

13: やっと半分

 やっと全体の半分が切り終わりました。

さあ、もう一がんばり!!

 なかなかリズム良く切れないので、神経を使います。

蕎麦が切り終わりました。

14:切り終わり

切り終わりました。

今回は、まあまあうまくいった方です。いつもはもっと苦労するし、太くなるし、揃わないしで散々です。 (少しは進歩したかな?)

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天ぷらの素材は、タラの芽と三つ葉です。

15:てんぷらの材料

 我が家で採れた、タラの芽と三つ葉、そして「イカのまち八戸」のイカを、天ぷらにして蕎麦に添えます。

かけそばの出来上がり

16:できあがり

 できあがりました。おいしいです。(自己満足かも…) いつもは短くぶつぶつ切れてしまいますが、今回はいつもよりは長め。ほぼ見劣りしない長さです。

 

<<参考・今回使用した材料>>

そば粉

 

醤油

 今回のそば粉は、岩手県八幡平の産直で見つけて来た物です。石臼挽きのそば粉が良いのですが、特に表示はありませんでした。 品種や銘柄も判りません。冷凍庫に入れて売っていたので、買うことにしました。

 

 三重県の福岡醤油店さんの、「はさめず・刺身用」を使いました。この醤油は10年以上前から使っているもので、我が家にはなくてはならない醤油です。

 塩分がやや薄く、塩辛さがきつくないので気に入っています。

海水塩

 

小麦粉・打ち粉

 海水を汲んできて作った、我が家特製の塩です。 10時間ほどかけてじっくり煮だし、にがり成分を除く工夫をして作りました。

 

 小麦粉はスーパーで購入した強力粉カメリアを使いました。

 打ち粉は、産直で見つけたそば用の打ち粉です。更科粉よりザラッとした粉です。更科粉でも良いです。

 

<<参考・そば粉について>>

製粉方法

 製粉方法には大きく分けて、石臼挽き とロール挽きがあります。そば粉は熱に弱いため(香りが飛びやすい)、一般的に高速で製粉するロール挽きよりも、低速での製粉をする石臼挽きの粉が良いとされています。

 また、製粉の時に熱がかかると乾いた粉になりがちです。

種類

  一番粉・二番粉・更科粉などの種類があります。なかには三番粉・四番粉と言われる物もあるようです。

一番粉:皮を取り除いた丸抜きを、軽く粗挽きし最初に出た粉。デンプン質が多く、白い。

二番粉:一番粉を取り除いた残りを挽いてふるいにかけた、胚乳部分と子葉部分が粉になった物。

三番粉:二番粉を取り除いた後をさらに挽いた物。甘皮を含むため色も濃く香りも強い。繊維が多く、食感もやや劣る。

更科粉:デンプン主体の粉。丸抜きを軽く割って最初に出た粉を、目の細かいふるいにかけた物。一番粉とは違う高純度なデンプン質の真っ白な粉。

四番粉:製粉の最後に出る粉。甘皮まで挽いているので色や香りが強い。乾麺などの材料になる。

 
 
 

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