予備データの収集
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出力を大きくするには
真空管プリアンプ・部品配置の様子

 出力回路をどうするかで迷ったので、データ収集のためテストしてみることにしました。

使用した真空管
 12FQ7,12AX7A,12AU7

 

実験回路(基本回路)

真空管プリアンプ・実験回路

    

実験結果1 (回路別 出力インピーダンス特性)

実験データ・出力インピーダンス回路別

それぞれの回路の、出力インピーダンスと出力電圧を測定したものです。

Fの回路が一番すぐれているようですが、その他の条件も考慮してEの回路をRkをさらに小さい1KΩとして採用することに決めました。


@ 2段NF型 これは上の実験回路の3段目カソードフォロアの無い回路です。

 

A 2段NF+カソードフォロア(Rk=40KΩ) 3段目が通常のカソードフォロアの場合。

 

B 2段NF+SRPP・KF回路(Rk=3kΩ)

 

E 2段NF+SRPP・KF回路(Rk=1.2kΩ)

 

F 2段NF+SRPP・KF回路(Rk=1.2kΩ,Ck=100μF)

  
実験結果2 (真空管別 出力インピーダンス特性 SRPP・KF回路)
実験データ・出力インピーダンス真空管別

管球別の特性です。@とAは同じ管ですが、B電圧が違います。

 

Aの管が一番いいように見えますが、流す電流、ノイズその他を考慮して@とAの結果にあるように、電圧は高くとると決めました。


@ 12FQ7(+B=285V)

A 12FQ7(+B=320V)

B 12AX7A

C 12AU7A

  
実験結果3 (B電源電圧別 出力インピーダンス特性 SRPP・KF回路)
実験データ・出力インピーダンス電圧別 B電圧を変化させて測定したものです。

上の結果も同じですが、電圧が高い方がインピーダンスは低くなっています。


 


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