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もともと人のマネが嫌いな方ですが、いろいろな 真空管を使ったアンプを試しているうちに、
●メーカー製には無いようなもの。
●変わった特徴を持っているもの。
●誰も作りそうにないもの。
そんなものを作って見たくなりました。
制作するのはプリアンプに決め、次のような目標を立てました。
音質の悪化につながる 可能性がある、トーンコントロールやラウドネスなどの回路をもうけず、シンプルな構成にする。
この後に接続するパワーアンプは、ディバイダーを通して3Way構成のパワーアンプとなるので、そこで調整することも出来ます。
プリアンプ出力電圧10Vrms以上を目指す。
プリアンプの出力はせいぜい1Vrmsもあれば間に合いますが、音質なども考慮して、低インピーダンス高出力回路を目指します。
シャントレギュレーテッドプッシュプル回路(SRPP回路)を採用する。
出力を上げるためには電源電圧を高くすればいいのですが、いくら真空管といっても単純に出力は増えてくれません。勿論ノイズの多いアンプであっては困ります。そこで、真空管を直列に使って負荷抵抗の代わりにする、シャントレギュレーテッドプッシュプル回路(SRPP回路)を採用することにしました。
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